単語が覚えられません!

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こんにちは、レジェンダリーイングリッシュ代表
英語コーチTomokoです。

多くの方に共通するお悩みで、

「語彙力がない」
「単語が覚えられない」
「覚えてもすぐ忘れてしまうのでガッカリする」


というご相談をよくいただきます。

そんな時、私がよくレッスンの中でお話する2つのエピソードがあります。
1つ目は、過去15年くらいで何千人という生徒様のレッスンを担当させていただいたのですが

その中で「一度みれば覚えてしまいます、
フォトグラフィックメモリーがあります」という方にお会いしたのはお一人だけです。

その方は、「この本のこのあたりのページに情報があったな」
と思いながらスマホ画面を拡大させるような感じで情報を探し出すそうです。
話には聞いたことはあるものの、実際にお会いしたのははじめてで驚いてしまいました。
でも、何千分の1の割合でしかお会いしたことがないほど、希であるということなのです。


2つ目は、ある弁護士の方のレッスンを担当させていただいたときのことです。
その方は日本の弁護士の資格とアメリカのいくつかの州の弁護士資格と複数お持ちだったのですが、
弁護士資格があるということは法律書が頭に入っているのだろう、と思ったのですが
果たしてどうやってそんなに覚えたのだろう?
と興味があってこのような質問をさせていただきました。

「どうやって膨大な法律書を覚えたのですか?」
しばらく考えてこんなふうに答えてくださいました。

「繰り返すことでしようか。私は特別に記憶力が良い方ではありませんが、
覚えるコツを見つけたとしたら、それは、
忘れること忘れない、ということかもしれません」



「忘れることを忘れないのがコツ」
語学を学ぶ上で、ぜひ覚えておきたい名言ですね!

なぜこのようなエピソードをお話するかというと、

1度や2度見たり聞いたりしただけでは覚えられないほうが普通であり、
身につけるためには繰り返しが必要ということをお伝えするためです。

単語がなかなか覚えられない、
学んだフレーズを忘れてしまう、

とお悩みの方、

大丈夫です。
忘れてしまうのが普通です。

人の脳は非常に優秀で、
必要ない情報は淘汰されていくようにできていますので、
「これは必要な情報なんだよ」と繰り返し教えてあげてください。

ではどのくらい繰り返せば良いのでしょうか?


私は単語やフレーズであれば
5回〜7回は忘れるのが普通ですよ、とお伝えしておりますが、
あくまでも目安くらいに思っていただくとよろしいかと思います。
復習の間隔が開いてしまうと、どうしても忘れやすくなってしまいますので、

最初のうちは時間をあまりあけずに頻繁に確認し、
覚えてきたら少しずつ復習の感覚を開けていくと効率的です。

きちんと覚えた!と思っても
時間をあけて復習してみると、

案外忘れていることに気づき驚かれるかもしれません。
単語を覚える時、2つ注意ポイントがあります

まず、頭で覚えるのではなく口の筋肉に覚えさせる感覚で声に出しながら覚えると
スピーキングに役立ってくれます。

間違った発音で覚えてしまうと、
正しい発音を覚え直すのに時間がかかりますので、
必ずインターネットの辞書で発音を確認したり、
音声つきの教材で覚えることをお勧めします。

そして、単語だけ覚えても文章の中で正しく使えない、というケースがあります。
この単語の品詞はなんなのか?動詞であれば、どの文型で使うのか?
それを感覚的に掴んで使いこなすために、

できれば文章に当てはめて覚えると話したり書いたりする力を伸ばしてくれるはずです。

1「忘れることを忘れない!こまめに復習」
2「正しい発音を確認してから、口の筋肉に覚えさせる」
3.「できれば文章で覚える」


以上3つが単語を覚えるためのコツでした。
繰り返しが大事、というのは当たり前のようではあるのですが、

その当たり前のことをいかにコツコツ続けられるか?
が3ヶ月後、半年後、1年後の英語力の伸びを大きく左右します。

最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました!

また次のコラムでお会いしましょう。

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