こんにちは、レジェンダリーイングリッシュ代表
英語コーチTomokoです。
英会話のレッスンをしていると、時々いらっしゃるのが
とても早いスピードで早く英語を話す方です。
とても頭の回転が早い方であるというケースと
ネイティブレベルのスピードで話さないと!
というプレッシャーを持っていらっしゃるケースと
あるいはどちらも、というケースがあります。
確かに限られた時間で
ある程度の単語数を話せるというのはひとつの英語のスキルの指標としてあります。
私も10秒なり15秒なりの中で何センテンス話しましょう、
というトレーニングをしていただくことはあるのです!
しかし、このときにスピードだけを意識して淡々と話してしまったら、
残念ながら、伝わりません。
早いだけの英語はとても聞き取りに苦労するので、
聞いている側の集中力が続かないというデメリットがあります。
そして一旦癖がついてしまうと、修正するのにとても苦労します。
こうした癖をお持ちの方は英検1級所有者など 上級者の中にも案外いらっしゃいますし、
残念ながら、早く話すことが重要、という間違った指導をしているスクールも存在するようです。
もし、相手が日本語のアクセントに慣れている方であれば理解ができると思うのですが、
残念ながら聞く相手を選んでしまいます。
こんなに一生懸命早く話しているのに
逆に伝わらない英語になっている・・・
なぜでしょうか?
それは!重要なのはスピードではなく
音の使い方だからなのです。
そんな時私はレッスンの中で、こんな風にお伝えします。
「ほんの少しスローダウンして、抑揚を意識して話しましょう」
抑揚、と一口に言っても、意識していただきたいポイントが3つあります。
実は比較的ゆっくり話しても、とてもナチュラルなスピードで話しているように
聞こえるコツもあるのです。
これらの音の使い方は、少し解説が長くなることと、
リスニングにもとても役に立つ内容だと思いますので、
別のコラムで解説します。
本日おさえて得ていただきたいポイントは、
「早く話すより、抑揚を意識して話しましょう」ということでした。
次回は伝わりやすい英語の発音のコツをお伝えします。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!
また次のコラムでお会いしましょう。